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生活家電 120度の低温でもしっかりクセが伸びる&カールが作れる“風で冷やす”ストレートアイロン

速乾と美髪へ導くヘアドライヤーや、静電気を抑えることで髪へのダメージを抑制するとともに、まとまりあるサラサラ髪に仕上げるヘアブラシ「Smoome」を展開するシャープの「Plasmacluster Beauty」ブランドから、プラズマクラスターストレートアイロン「IB-S8000」が登場。約5年ぶりに発売される新モデルを発表会で見てきました。

ミッドナイトブラック、ルミナスホワイトの2色を用意。市場想定価格は28,000円前後(税込)で、2024年10月24日発売予定

ミッドナイトブラック、ルミナスホワイトの2色を用意。市場想定価格は28,000円前後(税込)で、2024年10月24日発売予定

プラズマクラスターの風が出るストレートアイロン

ストレートアイロンは高温のプレートで髪を挟み、プレスしながら滑らせることでクセを伸ばしてまっすぐにしたり、毛先にカールをつけたりします。この基本的な仕組みは「IB-S8000」も同じですが、プラズマクラスターイオンを含む風を髪に届ける機能を搭載しているのが特徴。水分子に包まれたプラズマクラスターイオンが、熱で失われる髪の水分を補うとともに、静電気を抑制して髪の広がりを抑えます。

プレート付近の両サイド(青く光っている部分)からプラズマクラスターイオンを放出。プラズマクラスターが出ているときは青く点灯します

プレート付近の両サイド(青く光っている部分)からプラズマクラスターイオンを放出。プラズマクラスターが出ているときは青く点灯します

このような感じでプラズマクラスターイオンを含む風が髪に届きます

このような感じでプラズマクラスターイオンを含む風が髪に届きます

電源をオンにすると、プレートの加熱が始まるとともに風が出ます(下の動画参照)。髪が広がるほどの風量ではありませんが、温度切替ボタンを長押しすれば風を止められるので、前髪をアレンジする際など状況に合わせてプラズマクラスターの風のあり/なしを使い分けるといいでしょう。なお、風を止めるとプラズマクラスターイオンも放出されません。

風でクールダウンしてスタイリングを素早くキープ

プラズマクラスターイオンを含む風は髪に潤いを補給するだけでなく、スタイリング力を向上させる効果もあります。一般的にヘアアイロンは、高温にするほどクセがつきやすく、スタイリングも長持ちしますが、その半面、髪へのダメージはアップ。髪が傷むとヘアアイロンを使ってもきれいに仕上りにくくなりますし、少しでもダメージを抑えたいと思う人は多いでしょう。

高温のプレートを直接髪に当ててスタイリングするため、高温になるほど髪へのダメージは高くなります

高温のプレートを直接髪に当ててスタイリングするため、高温になるほど髪へのダメージは高くなります

ただ、低温ではクセが付きにくいため何度もヘアアイロンを当てることになり、髪が傷む場合もあります。そうした課題を「IB-S8000」は、風を使って解消。髪は温めると形状が変化しやすく、冷やすと固まる性質を持っています。この性質を利用し、高温のプレートでスタイリングした髪に風を当てて冷やし、キューティクルを引き締めて素早く形状を固定。120度でも160度の温度設定と同レベルのスタイリング力を発揮するとのことなので、「IB-S8000」なら低めの温度で髪へのダメージを抑えながら、しっかり髪を伸ばしたり、カールをつけたりできます。

ヘアアイロンの温度を160度に設定し、プラズマクラスターイオンを含む風を当てた場合と当てない場合の毛髪の温度を比較したもの。風を当てると素早く温度が下がることがわかります

ヘアアイロンの温度を160度に設定し、プラズマクラスターイオンを含む風を当てた場合と当てない場合の毛髪の温度を比較したもの。風を当てると素早く温度が下がることがわかります

摩擦ダメージを減らすダイヤモンドコーティングプレート

ヘアアイロンによる髪へのダメージは、プレートで挟んで滑らせる際の摩擦でも発生します。そのダメージを抑えるため、滑りのよいダイヤモンドコーティングプレートを採用。従来モデルと比べ、滑りやすさが約20%向上し、髪に与える摩擦は約20%削減されたそう。また、プレートにはクッション性を持たせ、しっかりフィットしながら髪を潰さないように配慮しています。

ダイヤモンドコーティングプレートは滑りがいいだけでなく、高い耐久性も有しているとのこと

ダイヤモンドコーティングプレートは滑りがいいだけでなく、高い耐久性も有しているとのこと

コーティングの種類による滑り具合の違いを実演。コーティングの種類を記したものの裏に、プレートが付いています。左から、新モデル「IB-S8000」に採用しているダイヤモンドコーティング、前モデル「IB-LS7」で使っていたセラミックコーティング、試作のフッ素コーティングとセラミックコーティング。同時に斜面を滑らせると、ダイヤモンドコーティングのプレートが最もよく滑りいいことがわかります(下の動画参照)

コーティングの種類による滑り具合の違いを実演。コーティングの種類を記したものの裏に、プレートが付いています。左から、新モデル「IB-S8000」に採用しているダイヤモンドコーティング、前モデル「IB-LS7」で使っていたセラミックコーティング、試作のフッ素コーティングとセラミックコーティング。同時に斜面を滑らせると、ダイヤモンドコーティングのプレートが最もよく滑りいいことがわかります(下の動画参照)

髪を挟むと沈み込むクッション機能を備えているので、髪を潰さず、毛束の形状に合わせてやさしくフィットします

髪を挟むと沈み込むクッション機能を備えているので、髪を潰さず、毛束の形状に合わせてやさしくフィットします

「IB-S8000」を使ってみた

いちばん気になるのは、120度の温度でしっかりスタイリングできるのかということ。「プレート温度120度+プラズマクラスターの風」で毛先をカールさせ、仕上がりを確かめました。

温度は120/140/160/180/200度の5段階で切り替え可能。今回はいちばん低い120度に設定します

温度は120/140/160/180/200度の5段階で切り替え可能。今回はいちばん低い120度に設定します

約30秒でプレートの温度が120度になるので、待つストレスはありません。プレートの滑りはよく、引っ掛かりを感じることなく滑らかに動かせます

約30秒でプレートの温度が120度になるので、待つストレスはありません。プレートの滑りはよく、引っ掛かりを感じることなく滑らかに動かせます

毛先部分でストレートアイロンを回転させて髪を巻きます

毛先部分でストレートアイロンを回転させて髪を巻きます

120度でも長い時間プレスすると髪が傷むので、一般的なスピードでセットしましたが、1回でしっかりカールが作れました。ヘアアイロン用のスタイリング剤も付けていませんが、形状がキープされています。なんだか、髪の艶も出た印象

120度でも長い時間プレスすると髪が傷むので、一般的なスピードでセットしましたが、1回でしっかりカールが作れました。ヘアアイロン用のスタイリング剤も付けていませんが、形状がキープされています。なんだか、髪の艶も出た印象

360度回転する電源コードや最後に使った温度設定を記憶する「温度メモリー」機能を備えているので、使いやすさは上々。約30分間ボタン操作をしないと自動的に電源がオフになる安心機能も搭載しています。

サイズは36.2(幅)×49(奧行)×273(高さ)mmで、重量は約420g。AC 100-120V、200-240Vに対応したマルチボルテージ仕様なので、海外でも使えます

サイズは36.2(幅)×49(奧行)×273(高さ)mmで、重量は約420g。AC 100-120V、200-240Vに対応したマルチボルテージ仕様なので、海外でも使えます

電源をオフにしてもプレートの温度が高いと、プラズマクラスターが出ているときに青く点灯していた部分が赤色に点灯。色で状態がわかるので火傷のリスクが減り、収納のタイミングもわかりやすいでしょう。当然ですが、電源コードをコンセントから抜くと消灯するため、この機能が使いたいなら使用後にすぐ抜かないように!

電源をオフにしてもプレートの温度が高いと、プラズマクラスターが出ているときに青く点灯していた部分が赤色に点灯。色で状態がわかるので火傷のリスクが減り、収納のタイミングもわかりやすいでしょう。当然ですが、電源コードをコンセントから抜くと消灯するため、この機能が使いたいなら使用後にすぐ抜かないように!

アイロン部分を閉じた状態でロックできるので、コンパクトに収納できます

アイロン部分を閉じた状態でロックできるので、コンパクトに収納できます

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