価格.com編集長がゲストを迎えてイヤホンの最新トレンドをざっくばらんに解説。オーディオビジュアルジャーナリストの野村ケンジさんと、注目したい製品もピックアップしていきます。
テーマ1:激安ワイヤレスイヤホンは本当に使えるか?
まず話題になったのは、イヤホンの左右が完全に独立した、いわゆる完全ワイヤレスイヤホン(TWS)に低価格モデル、高価格モデルが登場していること。2極化が進むこのカテゴリーで、安いモデル=高コスパなのでしょうか?
野村さんいわく、「“安物買いの銭失い”にならないように注意が必要」。1,000~2,000円の製品は心許ないものが多いそうで、3,980円前後から買える、野村さんが気に入った製品を紹介してもらいました。
ノイズキャンセル機能もしっかり
水月雨「Space Travel」
ノイキャン非対応ながら音質良好
SoundPEATS「CLEAR」
今いちばん“おいしい”1万円台のイヤホン
SoundPEATS「Capsule3 Pro+」
テーマ2:耳をふさがないオープンエアー型ってどうなの?
これまでの完全ワイヤレスイヤホンはいわゆる耳栓型(カナル型)が主流でしたが、耳をふさがない開放型(オープンエアー型)の製品が登場しています。
音量を上げすぎずに使える点や、骨伝導イヤホンに比べて装着が簡単であることが「オープンエアー」型の特徴。耳が疲れない、“ながら聴き”に最適なイヤホンとしていくつかの製品を紹介してもらいました。
価格が手ごろで装着感が良好
SoundPEATS「GoFree2」
耳をふさがないスタイル老舗の技術が生きる
Shokz「OpenFit Air」
音質重視ならJBL
JBL「SOUNDGEAR SENSE」
テーマ3:イヤホンのマイク性能を気にしていますか?
テレワークやテレビ会議用にワイヤレスイヤホンを使う人は多いでしょう。そこでは音の聞き取りやすさのほかにも、実はマイク性能も重要な要素です。野村さんが紹介するモデルはどちらもマイクも手がけるメーカーのイヤホン。やはりノウハウが生きる部分があるのではないかと指摘しています。
ヘッドホン「N9」と合わせて注目したい
AKG「N5 Hybrid」
オーディオテクニカはマイク性能も優秀
テーマ4:バッテリーにも通信にも悩まされない! 有線イヤホン最強説
現在、イヤホンの主流はワイヤレスと言ってよい状況ですが、音のよさやバッテリーを気にしなくてよいという機能性という意味では、有線(ワイヤード)イヤホンにはまだまだ存在感があります。
特にゲームをする人にとっては、ワイヤレスイヤホンで音の遅延が発生する(映像より遅れて音が聞こえる)ことは大きな問題になり得ます。遅延がなく、高音質のイヤホンが欲しい、という場合は有線イヤホンも検討してみてはいかがでしょうか。
骨伝導の技術を採り入れたハイブリッドタイプ
BQEYZ「Wind」
スマホのUSB Type-C端子に直結できる
JBL「TUNE310C」
動画では、さらに野村さんが厳選した注目イヤホンも紹介しています。ぜひご覧ください。
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